【多治見市】プラティ多治見がオープンしたものの・・・。
2023年3月25日、プラティ多治見がグランドオープンしました。
多治見中を見渡せるタワーマンション「ミッドライズタワー多治見」、ホテル「くれたけインプレミアム」、商業棟には従来入居していたスーパー「みかわや」、100均の「ダイソー」が入っています。
商業棟には、その他に郵便局、ドコモショップ、Oribe cafe、クリニック、薬局、東濃信用金庫などが入居しているそうです。
一方で、当初予定されていた床屋などは入居していません。
ダイソーに行っても、品揃えが少なく、店員さんから「インター店(若松町)に行ってください」と言われてしまうほど。
プラティ多治見がオープンするまでに、オークワが多治見へ出店し、イオン土岐やイーアス春日井が誕生しています。
また駅北に中之郷ビルディングや飲食店ができ始めています。
そのため、スーパー「みかわや」も苦戦することが予想されます。
また歩行者にとって、多治見駅へ行くには、プラティ多治見の階段を使わなければならず、マツモトキヨシや串カツ田中など駅1階に行きたい人にとっては、大回りとなってしまいました。
駅南にあると良いもの
・プラティ多治見に行かないと買えないものがあると良いですね。
例えば、東海地区初出店の店とか・・・。
・駅北にないものがあると良いですね。
例えば、陶器組合のギャラリーや展示場とか。
例えば、「やくならマグカップも」のグッズ店、作陶教室とか。
・買い物や飲食店でなく、若者が集まれる場所や世代を超えて集まれる場所があると良いですね。
例えば、プログラミング道場、3Dプリンターなど工作教室、FabCafe、リカレントや学び直しの場となる場所とか。
例えば、今流行りのサウナとか。
マンションもあるから、バーとか。
現状では、なかなかお客さんが入りにくい状況になっており、今後の集客も難しいような印象を受けました。
駅南再開発に失敗すれば、もともと人口が衰退傾向にあった多治見南全体に波及していくのに時間はかからないでしょう。
盛大なグランドオープンのテープカットには市長も参加されていましたが、もう少し的確なアドバイスを多治見市からすべきだったように思います。
作って、ハイ終わりではありません。長期的な視野をもって、地道にリブランディング・修正していっていただきたいと思います。