岐阜県の飲食店への限定的な時短要請の是非
岐阜県の営業時間短縮の要請は、岐阜市、大垣市、中津川市、羽島市、各務原市、瑞穂市の6つの市にある酒を提供するカラオケ店やライブハウスを含む飲食店が対象ですが、愛知県が協力金を100万円に引き上げたのに合わせて、岐阜県も12月15日協力金を100万としました。
しかしながら、クラスターは、体力のない高齢者が多く集まる高齢者施設だけでなく、大学生が集団で飲食をすることから度々発生しています。
他県ではバーベキューをしてクラスターが発生した事案もありました。
飲食店へ時短要請しても対象地域が限られていれば、対象地域外での飲食や、飲食店等以外での集団での飲食により、またクラスターが発生してしまう恐れもあります。
そうだとすれば、飲食店等に対し時短要請をするよりも、大学に対し、多人数での飲食を控えるよう啓発・指導をした方が効果的です。
あまり会見をしない岐阜県知事
来年1月に行われる岐阜県知事選挙に新人で貿易会社社長の帝井少輔氏が無所属で立候補することを表明しました。立候補の表明は5人目で、岐阜県知事選挙はこれまでで最も多い候補者による選挙になる見通しです。
NHK岐阜 より
いよいよ来月に迫ってきた岐阜県知事選挙。
今のところ、5人での選挙戦ということになります。
現職の知事にあっては、これまでの成果が問われる選挙でもあります。
隣の愛知県の大村知事は、毎日のように、コロナ対策等について会見をし、切実に県民に行動を控えるよう、訴えています。
また、三重県の鈴木知事も要所要所でボードで示すなどしながら会見し、県民に訴えています。
ところが、岐阜県の古田知事は、どうでしょうか?
コロナで会見するのは、いつも県職員の方たちです。
本当に県庁に毎日知事が来ているのか心配になってしまいます。
会見されるときも、下を見てボソボソと紙を読み上げるだけです。
コロナ感染者数が過去最高だったときも、「憂慮している」と述べたにすぎなかったと記憶しています。
真剣味に欠けるコメントで、大変残念でした。
岐阜県知事も毎日しっかり会見し、コロナがこれ以上拡大することのないよう県民に訴えてほしいです。