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【多治見市】路面温度を下げる建材の比較対象は通常のレンガではないでしょうか?

テレビ東京の番組「ガイアの夜明け」2020年8月4日 放送 第925回で、多治見市が登場しました。
石川県の繊維メーカー「小松マテーレ」の、建材「グリーンビズ」が路面などの表面温度を下げる驚きの効果が出ていました。
そこで、日本屈指の”猛暑の町“の「岐阜県多治見市」に「グリーンビズ」を売り込もう、というものでした。

廃棄物が大変身!路面温度を下げる建材に
石川県の繊維メーカー「小松マテーレ」。染色工場から出る廃液と汚泥の再利用を研究し、試行錯誤の末にある建材を作り上げた。その名も「グリーンビズ」。道路や地面に敷き詰めるもので、抜群の保水力を誇り、ゲリラ豪雨対策になるという。さらに、内部に蓄えた水が“打ち水効果“を持続させるため、道路などの表面温度を下げる効果も。それらの性能が認められ、「グリーンビズ」は新しい国立競技場の敷地内舗装にも採用された。しかし、絶好のPRの機会と捉えていた東京五輪は延期に。普及のスピードが落ちたことで、開発と営業を任された奥谷晃宏さんは頭を抱えていた。そこで、奥谷さんたちが目をつけたのは、岐阜県の多治見市。日本屈指の”猛暑の町“に「グリーンビズ」を売り込み、アピールしようと考えたのだ。さっそく、灼熱の路面に敷き詰めて水を撒き、保水力と、”打ち水効果“による温度低下を実証することに。果たして…。
テレビ東京の番組「ガイアの夜明け」 より

しかしながら、一般的にレンガというものは、保水力を有するものです。
そのため、通常のアスファルト舗装道路と比較しても、あまり意味はないように思います。
通常のレンガだったら、どうなのでしょうか?
それと比較して、「グリーンビズ」は通常のレンガ以上の効果が出るものなのでしょうか?

また、日本や海外でもレンガを路面に使用しているところを見かけません。
そこには、耐久性・強度の問題があるのはないでしょうか?
もし上記問題があるとすれば、「グリーンビズ」はその問題をクリアしているのでしょうか?
などをもっと掘り下げる必要があるでしょう。