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【岐阜県知事選】江崎さんにコロナ対策を任せることはできません。

江崎さんに関する記事

「今回感染した人、ほとんど発症しません」知事候補の発言物議「西村大臣から頼まれた」と話し、説明求める声
今月24日に投開票が行われる岐阜県知事選に立候補している、元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英氏の岐阜県内での後援会での発言が物議を醸している。
問題となっているのは、12月20日岐阜県内で行われた「岐阜の街を考える会 特別講演会」での江崎氏の発言。
その中で江崎氏は新型コロナウイルスについて「今回感染した人、ほとんど発症しません。で、不幸にして熱が出たら、2週間寝てれば治ります」と断言。さらに、「その人(感染者)にとっては、これから出るどんなワクチン打つよりもちゃんと免疫ができるんです」と話した。
 また、江崎氏は「これ、国が言うとですね、大炎上するんです。なのでそれは言えない」とした上で、この話については「西村大臣から頼まれました。『江崎くん、岐阜に帰るんだったら、Face to Faceで向かい合った時だけ伝えられると思うんだけれども、正しい情報を伝えて欲しい』と」と、西村康稔経済再生担当大臣に伝えるよう頼まれたと発言した。
 しかし、この発言にネット上からは「政府は集団免疫を獲得しようとしてる?」「本当なら問題発言」「寝てれば治るもひどいし、とても正しい情報とは思えない」といった批判的な声が多く上がっている。
リアルライブ より

現在、YouTubeの「「人生100年時代の幸せのかたち」を求めて 〜コロナの先にある岐阜県の未来を創る〜」と題する動画は削除されています。

江崎さんの反論・弁解

これについて、西村大臣とご自身の発言を混同したもの、とし、西村大臣の発言自体は否定されています。
当該YouTubeの動画自体を削除されたため、江崎さんの反論・弁解記事も現在はありません。

江崎さんへの再反論・当サイトの考えについて

①2週間寝てれば治るものではない

江崎さんがコロナ対策を担当されていたのは1年ほど前です。
その頃は、コロナウイルスはインフルエンザ同様、風邪の延長線だったかもしれません。
しかしながら、日に日にコロナウイルスは猛威を振るっています。
ハチミツ二郎さんのように危篤状態になったりするなど基礎疾患のある人は、寝てれば治るものではありません。受け入れ先の病院を探すために救急車で搬送する途中に息を引き取った人がおられたのも岐阜県各務原市で起きたケースです。
爆笑問題の田中さんのように、コロナから回復しても、数%は脳梗塞の症状が発出しています。

②抗体ができれば二度と感染しないものではない

 現在、最新の研究で一度感染した方には、殆どの確率で抗体ができていることが確認されています。
ただ、二度感染している方もおられるので、「二度と感染しない」とは言い切れないため、抗体ができたら大丈夫とは断定できません。
複数回感染したケースにつき、もう少し科学的医療的な研究が必要でしょう。

③集団免疫によりコロナを防ぐ試みは北欧で失敗

既に集団免疫の獲得によりコロナウイルスを防ぐ方法は、既に北欧で失敗しています。 


真のリーダーとは?

ドイツのメルケル首相は新年に向けたテレビ演説で、新型コロナウイルスで家族や友人などを失った人々に思いを寄せるとともに、最前線で働く医療従事者などに感謝の意を示しました。

「どれだけ多くの人が愛する人を失い、最期にそばにいることもできなかったか、社会として忘れることは許されない。私にはその痛みを和らげることはできないが、今も思いを寄せている」と語りかけ、新型コロナウイルスで家族や友人などを亡くした人たちに寄り添う気持ちを示しました。
そのうえで、最前線で働く医療従事者のほか、スーパーマーケットや公共交通機関、それに警察などで働く人たちに感謝の思いを伝えました。

真のリーダーとは、「思慮深く行動し、弱者の側に立ち、寄り添える人」です。

江崎さんは、コロナを余りに軽く論じていて、コロナウイルスで苦しんでいる人を軽視しています。
古田さんをはじめ、官僚として政治家をサポートする側にいた人が突然、政治家として表舞台に立つと浮足立ってしまうのでしょうか?
官僚時代の知識をひけらかしたり、著名の政治家の名前を出し、自身を大きく見せつけようとしてしまうのは、小心者のすることです。

岐阜は、まともな政治家を輩出できないのでしょうか?