【多治見市】多治見市さん、コロナで売上が減っているのは飲食店だけだ、と思っている説。
多治見市:飲食店のみ時短給付金プラス割引事業で助成
多治見市は、飲食店の持ち帰りの購入者が割引を受けられる事業「タジミールゴー」を再び開始しました。
飲食店では1食に付き200円、菓子店では1,000円の購入ごとに200円がその場で割り引かれます。
この事業を実施するに当たり、多治見市は多治見まちづくり株式会社への事務委託費を含め、5,000万円を予算計上しています。
問題点は3点
1.コロナで売上が減ったのは飲食店だけではない点
コロナで売上が減ったのは飲食店だけではありません。
小売店等も同じように市民の外出自粛を受け、売上が減っています。
多治見市は飲食店以外からも、収益に応じて、税金を徴収しています。
そのため、飲食店以外から徴収した税金を飲食店のみに還元している、という状態になっています。
税の公平性の点から、非常に問題があります。
2.時短要請を受けていない菓子店も含まれている点
50歩譲って、飲食店等のみが時短要請を受けています。
そこに、時短要請を受けていない菓子店を含めるのはなぜでしょうか?
時短要請を受けていない雑貨店やアパレル、自動車販売店等を含めないのはなぜでしょうか?
明確な説明ができていないことは問題です。
3.助成の対象を市民のみに限定していない点
他市町村が行うプレミアム付き商品券のように、当該市民に限定していない点は問題です。
直接、利益を受けるのは、当該割引を受けた当人だからです。
そのため、多治見市の税金を使って、他市町村の人も利益を享受する、といういびつな構造になってしまっています。
多治見市のお金が他市町村に渡っても、問題ないのでしょうか?
他市町村の事例
瑞浪市:プレミアム商品券を販売
新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げが減少した事業者の事業継続支援と、市民の家計支援と消費喚起を目的として瑞浪市が発行する「瑞浪市プレミアム商品券」の取扱い加盟店を募集し、市民に向け、販売しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げが減少した事業者の事業継続支援と、市民の家計支援と消費喚起を目的に、50%のプレミアムを上乗せした「瑞浪市プレミアム商品券」が販売されます。
大型店でも利用可能な「共通券」を加えた大変お得な商品券です。ぜひ、お買い求めいただき、市内での買い物や食事をお楽しみください。
販売金額
1シート15,000円分(1,000円券×15枚)を10,000円で販売します。
(注)商品券の内訳は、大型店舗以外で利用可能な「専用商品券」10,000円と大型店舗でも利用可能な「共通商品券」5,000円
(注)商品券の購入限度額は1人1万円(1シート)まで
瑞浪商工会議所HPより
中津川市:ウエルカム(観光)クーポンやプレミアム付商品券を販売
同じく、コロナ禍で不況にあえぐ小売店等を助けるべく、中津川市でもプレミアム付き商品券が販売されました。
中津川市民を対象とし、1万で12,000円分使用できる、20%のプレミアムが付いたものです。
中津川市は、昨年、夏に販売されたと思ったら、本年3月にもプレミアム付き商品券を販売しているそうです。
中津川市と市内の商工団体などによる実行委員会は、5,000円で10,000円分を使えるスーパープレミアム付き商品券の販売を3月1日、はじめた。
昨年プレミアム率20%の商品券をは販売したが、コロナによる影響の長期化を踏まえ、今回はプレミアム率を100%に引き上げた。
中日新聞東濃版より
すごいですね、中津川市!!
いずれの市町村についてもいえることは、商品券が使用できるのは、飲食店に限定されないことです。
市町村が外出自粛を市民に要請すれば、飲食店以外にも客足が減り、売上が減ることは誰の目から見ても明らかです。
飲食店のみに対する給付金への一般的なネットの声
中小経営者「飲食にだけ毎日6万円給付。商売したことない世襲の自民バカ議員が雰囲気で決めてる。終わりだよこの国」
飲食店のみの給付金、不公平すぎる。
車買うってよ。
コロナ落ち着いたら飲食店以外の自営業者に、営業時短なしで1日3万づつ3ヶ月配れ!
なんなんだよ、この糞みたいな政策。
1日一万か二万くらいしか売上ない店が時短営業しつつ、1日6万だよ。
バブルだろ?知り合いの花屋さんや葬儀屋さんなど、この政策糞っていってたわ。
まぁ~只の愚痴だから。もう書かないから。車は、普通の人でも買うわな。ただ、かつかつだった店主が給付金ウホウホ状態で車買うって言われると何なんって思っただけ。